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2015.03.27 ワールド・カフェ体験:主体性と想像性を高める話し合いのエッセンス

前回のブログに引き続き今回も話し合いがテーマです。
先日社内でワールド・カフェの研修を受けました。
弊社と同じキヤノンマーケティングジャパン様のパートナー会社の
株式会社イナハラ様に研修をして頂きました。
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ワールド・カフェとは?
Juanita Brown(アニータ・ブラウン)氏とDavid Isaacs(デイビッド・アイザックス)氏によって、1995年に開発・提唱されました。
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当時二人が、知的資本経営に関するリーダーを自宅に招いた話し合いの場において、ゲストがリラックスしてオープンに生成的な話し合いを行えるように、様々な工夫を凝らした空間で話し合いを行った結果、創造性に富んだダイアローグを行うことができたことが始まりとなります。
その後、想像できないほど多くの知識や洞察が生まれたことに感銘を受けた二人が、その経験から主体性と創造性を高める話し合いのエッセンスを抽出してまとめたのがワールド・カフェです。
「知識や知恵は、機能的な会議室の中で生まれるのではなく、人々がオープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる『カフェ』のような空間でこそ創発される」
という考えに基づいた話し合いの手法です。
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□本物のカフェのようにリラックスした雰囲気の中で、テーマに集中した対話を行います。
□自分の意見を否定されず、尊重されるという安全な場で、相手の意見を聞き、つながりを意識しながら自分の意見を伝えることにより生まれる場の一体感を味わえます。
□メンバーの組み合わせを変えながら、4~5人単位の小グループで話し合いを続けることにより、あたかも参加者全員が話し合っているような効果が得られます。
□参加者数は12人から、1,000人以上でも実施可能です。
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 というわけで前置きが長くなりましたが、実際にワールドカフェを体験しました☆
ラウンド1:テーマを探求する
「何故、今対話が求められているのか?」というテーマについて4人1組で考えました☆
・お菓子や飲み物を食べたり飲んだり自由です♪
・出てきたアイディアは模造紙にどんどん書いていきます♪
ラウンド2:アイディアを他花受粉する
4人の中で、1人だけ残り(テーブルホスト)他の3人(みつばち)は違うテーブルにバラバラに移動します。
そこで、各テーブルでどんな話し合いがされたかを1人ずつ話して更に考えを深めて行きます。
ラウンド3:持ち帰って統合する
最初のテーブルに戻り、それぞれのテーブルでの話をまた各自伝えて、得られた発見や気づきを共有します。
ラウンド3で一通り終わりです☆
ちなみに1回のラウンドは、約20分程度。司会の人が、全体の雰囲気を見て間隔を決めます。
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ワールド・カフェを体験してみて

冒頭の説明にも載っていた通り、リラックスして自分の意見を安心して言える雰囲気だと、とても盛んに意見がでるということを実感しました。
入社してまだ1ヶ月も経っていない新入社員もいたのですが、
「入って1ヶ月も経っていない自分でも話しやすい雰囲気でした」
と話していました。
これってすごいことだと思います。新入社員が先輩と一緒にミーティングや会議をすると、遠慮したり緊張して何も話せなかったりすると思うのですが、少し工夫するだけで、誰でもリラックスして話す事ができ、発展的な対話ができる。
こんな風にお菓子を食べながらフランクな雰囲気で対話を進めるとアイディアが湧きやすく、そして、どんどん伝えたくなる気持ちに自然となりました。
また、グループごとに話し合いをすると、他のテーブルがどんな風に話しているかを知る事はできないのですが、ミツバチがアイディアを他花受粉することで、他のグループで出た違うアイディアを知れたり、共通して出てきたアイディアも知る事ができるのは面白いなと感じました。
それぞれのグループでどんな話し合いをしていたかを共有したことで、研修の空間にいる全員が一つのグループのような一体感を感じました。
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★ワールド・カフェの効果

  • 話しやすさを生み出す
  • 発言の機会が増える
  • 参加者全員の意見が集まる
  • 参加意識が高まり満足感が得られる
  • 人がつながる

もちろんワールド・カフェが適さない場合もあります。

★ワールド・カフェが適さないケース

  • すでに決まった解決策や答えに向かって進んでいるとき
  • 一方通行で情報を伝えたいとき
  • 詳細な導入プランや任務を作成するとき
  • 時間が1時間30分以下しかとれないとき
  • 激しく対立し一触即発の時w

会社やチームでの一体感を高めたい時は、すごく有効な会議の手法だと思います。
ワールド・カフェが終わった後は、お互いの考えを良い雰囲気の中で共有したおかげで、距離が縮まったようにも思いました(•ө•)♡
ワールド・カフェには、安心して話せる雰囲気をつくる
「おもてなしの心」が欠かせませんっ。
なので次回は、ワールド・カフェを社内で実際に取り入れるための進め方について詳しくご説明致します☆
前回の記事:「効果的な話し合い」はこちら

研修をして頂いた株式会社イナハラ様ありがとうございました。
株式会社イナハラ様のホームページはこちら
http://www.inahara.co.jp