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FileMakerとKintoneの比較


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ここ最近、「FileMakerとKintoneとどっちが良いの?」といった質問を受ける事があります。
そこで今回は簡単に両製品を比較してみたいと思います。

どちらの製品についてもターゲットは、エクセルや紙ベースでの情報共有に困っているお客様やエクセルでの拡張性に課題を抱えているお客様かと思われます。
そこで今回は3つの切り口で比較してみます。

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1.ファストシステム
どちらの製品も「ファストシステム」というキーワードを使っています。簡単にアプリが作れるという事が売りであります。
作り方について詳細はここでは記載しませんが、確かにどちらも簡単に作れます。
例えば、顧客管理アプリを作るとしましょう。恐らくどちらの製品でも簡易なものであれば1時間程度で大方出来てしまうと思います。
複雑難解なプログラム言語を利用することはありませんし、パワーポイントで資料を作成するように画面を作っていけます。
簡単にアプリを作るという事には差が無いようですが、それを利用するシーンで差があるようです。

2.利用シーン
最近はWEBブラウザを通してアプリを利用する事が多いかと思います。
Kintoneは作成から展開まで全てWEB上で行いますのでWEBアプリを作って直ぐに利用するというシーンにおいては軍配があがります。
FileMakerでWEB展開を行うとすると、FileMakerServerの利用が必須要件になります。
最近では、ホスティングサービスやクラウドサービスで利用する事が出来るようにはなってきておりますが、簡単に展開できるかという点においてはやや難があるかと思われます。
ただし、逆にWEBでもデスクトップでも使いたい、クローズドな環境で使いたい等の要望にはKintoneは答えられません。
そこはFileMakerに軍配が上がるかと思います。

3.拡張性
アプリを使っていくと様々な要望が出てきます。
もっとあれをこうしたい、こんなデータも表示させたい等々、使えば使うほどユーザーの要望は増えて行きます。例えば、顧客情報に注文履歴のデータをリンクさせて顧客毎の注文履歴を表示させたいとの要望があります。
こんな時は注文データを顧客管理アプリにインポートして顧客データと注文データを関連付けます。
どちらもこの作業は出来るのですが、Kintoneにはこのインポートやデータ連携に制限があるようです。
拡張性の簡易さはFileMakerに軍配が上がると考えます。
しかしながらITスキルに長けた方がいらっしゃれば、KintoneはJavascriptを駆使して色々とカスタマイズ可能です。

簡単にアプリをつくるという事では両者差がありませんが、利用シーン・拡張性を考えると其々に適正があるようです。

続きは次回のブログにまた記載します。

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