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FileMaker システム開発の実際 その2


前回、FileMakerシステム開発の実際として従来のシステム開発との違いを大まかに記載させて頂きました。
当然、FileMakerで従来型のシステム開発も行うことは可能です。
ただそれではFileMakerの特徴(高速開発)を活かせないのでプロトタイプ(試作品)を軸にした開発手法を紹介させて頂きました。

FileMakerの特徴(高速開発)

FileMakerの特徴として、高速開発があります。思ったものを形にすると言ったら良いでしょうか。この思ったものを形にするがFileMakerは非常に早く作成出来ます。

例えば、エクセルで運用していたファイルをシステム化するWebアプリケーションプロトタイプを作る際は、Webサーバー、データベースサーバを用意して、諸所の設定を行い、エクセルで使用していたデータ情報をデータベース、テーブルを作成してデータコンバートして流しこむといったように、プロトタイプをサクッと作るという感覚は感じません。(テンプレート化してたり、サクッとできるフレームもある事はありますが)

それに比べてFileMakerの場合は、エクセルをとても簡単に取り込め、パワーポイントで画面を作る感覚であっと言う間に画面が出来上がります。さらにその画面には先ほど取り込んだエクセルデータが表示されるので、ユーザーにとってとてもリアリティのあるデータが直ぐに確認出来ます。その作成したファイルを簡単に共有出来るので、複数人数でその場で直ぐに確認もできるプロトタイプが完成します。 特に不確実性の高い業務をシステム化していく時にこのプロトタイプは効果を発揮します。

今までシステム化出来なかった業務には何かしらの理由があります。そこでプロトタイプを作成する事で、今まで整理が出来ていなかった、いや整理が出来なかった業務フローが明確になるプロセスを体験出来ます。

この情報は誰がインプットして誰に渡るのか?このアウトプットしている情報は何の為にあるのか? プロトタイプを作成する事で今まで何となくこなしていた業務を棚卸して不要必要業務を明確にするプロセスをたどっていけます。

ただそれならば業務フロー図でも充分では無いかと思われるかも知れません。しかしながらそこは百聞は一見に如かずです。机上での合議よりも実際に動くものを手にした方が溢れんばかりにアイデアが出てくると痛感しております。

そこで当社ではまずはプロトタイプを作成してユーザー目線でのシステム作りを心がけております。